生命保険、学資保険、将来に対する不安・保障を考えるサイト

生命保険の付け方。

主契約の死亡保障に、入院した時のための入院保障特約をつけるならば
保険契約は重複しないのでまあ良いかと思います。


死亡の理由は関係ない人が多いはずです。お父さんが亡くなったら
理由は何であれ、遺族は死亡保険金が必要になります。
死亡の理由で保障が変わるというのはあまり意味がありません。
それならば最初から主契約の金額を上げておいた方が良いです。

保険料が高くなる原因の一つに「アカウント型保険」があります。
これも内容が複雑なので注意が必要です。
保険会社の職員でも分かっていない人が多いという特徴があります。


これは、払い込んだ保険料の一部を「アカウント」と呼ばれる積立部分に当て、
残りを定期保険や入院保険の特約という形にして掛捨部分に当てます。
こうすることで、貯蓄と保障の2つをセットにした保険商品です。

この中の貯蓄部分はいつでも自由に引き出せます。
更に、負担する保険料はそのままで
貯蓄部分と保障部分の割合を自由に設定することもできます。



組み立て方の例を挙げると、
子供が生まれて子供がまだ小さいうちは、
保障部分の死亡保険を多くしておきます。

15歳、17歳くらいになって残りの保障額が減ってきたら
保障部分を貯蓄部分に回せます。
そうすることで老後の生活設計に当てることができます。


ですが、生命保険は基本的に貯蓄向けではありません。
このアカウント型商品は、
以前あった「定期保険特約がついた終身保険」の派生型です。

結局、貯蓄部分は終身保険に当てられます。
結局お金を使うようにできています。
解約返戻金が貯蓄部分で積み立てた額以上になることはありません。
増えるわけではないのです。

しかも、保障と貯蓄の両方を見直していくと、
実際にいくら貯まっているのか分かりにくいのです。
保険は分かりにくいという点が問題の一つなのです。



生命保険・死亡保険は、主契約と特約を何にするか?どう付けるか?
によって「特約付保」「貯蓄性」がセールスポイントとして売られます。

内容がよく分からないまま、言われるがままに契約すると
良いことがありません。後になっても貯蓄部分と保険の部分がごっちゃになり
そのまま置いておく・・・ことになります。
生命保険の付け方、選び方は最初が肝心です。

死亡保険の特約について

既に保険に入った人。
保険証券を眺めてみると、
中身を把握していなかった特約がたくさんついていることに
気づくと思います。

特約の種類には色々あります。
主契約と同じく死亡保障に関する特約や、
死亡する前に保険金を受け取れるというリビングニーズ、後遺障害特約、
病期やケガのための入院保障特約まであります。

このうち、亡くなった時に関する特約には、原因により
保障額が増えるものがあります。


不慮の事故で死亡、高度障害を患った場合、
「障害特約」や「災害割増特約」があると主契約の保険金額に加えて
割増し分が支払われることがあります。

この場合は、障害特約の方が保障の範囲が広いのです。
これは得したのではなくその分多く保険料を支払っています。

競馬の騎手、スタントマンなどケガで死亡する確率が高い職業の人は、
障害特約などケガによる死亡保障を上乗せしておきたいと思うのが普通です。


主契約でしっかりした死亡保険になっているのに
更に特約で保障が厚くなる場合
本当にそれが必要かどうか考えた方が良いです。
基本的に、特に普通の会社員がケガで死んだ場合
保険金が増える特約に入っていてもあまり意味がありません。
ケガする確率は普通の人と変わらないのですから。

保険で貯蓄したい人には「逓増定期保険」がおすすめ

保険は貯蓄向けではないと分かったけれど
それでも「どうしても保険で貯金をしたい」という人がいます。

性格もありますが、自分ではなかなか貯金ができないという人の場合、
掛け捨て保険は何となく気分が良くなく、貯蓄性の高いのにしたい、
というニーズはよくあります。



実は、保険のプロが使う”裏ワザ”の一つですが、
実は終身保険よりも貯蓄性の高い商品が存在します。


これは、経営者がよく使う保険です。
スタート時には保障額が低くスタートします。
歳を重ねるごとに保障額が上がっていくという”右肩上がりの保障”です。

 「逓増定期保険」といいます。
これは通常、企業向け、会社の経営者向けに販売されています。
一般の家庭用保険ではありませんが、一般の家庭の人も使えます。

解約返戻金が時間の経過とともに増えて行くように設計されています。
そして、保険期間満了時に解約返戻金がゼロになります。

その返戻金が最も高い時を狙って途中解約するのです。
払い込んだ保険料の9割。
うまく行くと払った分以上の解約返戻金をもらえます。



この保険は保険料は一定です。その一方で保障額は年々上がって行きます。
ということは、実際には、歳の若いうちから前倒しして、
将来の保険料分を最初に払っていると言えます。



それを保険会社は「保険料は同じで、
保障額は年数を経ると共に上がっていく」と表現しますが、
このあらかじめ前払いしている保険料部分が、
将来の解約返戻金に当たります。

 

すると、ある年齢で途中解約すると(例えば15年後)
解約返戻金が払い済み保険料を逆転する時が来ます。


例えば・・・

25歳で300万円の死亡保障を90歳まで支払う形。
最初の10年間の保険金額は300万円。
11年目から毎年30%ずつ保険金額が増えます。
例えば、17年目で保障額の最大金額である1500万円に達します。


これが、14年経過したタイミングで途中解約すると・・・
解約返戻金は100%もらえる計算になります。

これと同じことを普通の終身保険300万円でやると、
返戻金は支払済み保険料の90%です。
ということは、損をすることになります。

保障額自体も300万円のまま。

払い込む保険料は終身保険が月々3800円。
逓増定期保険は1万9000円。


高い理由は前述した”前払い”分が含まれるからです。
高過ぎるということであれば、保障額200万円などもっと下げて
保険料も下げることができます。そうすると安くなります。

保障額を300万円→100万円にした場合、
保険料も3分の1になります。

右肩下がりと逆になる保険なのですが、逓増定期保険という保険が
あることを知っておくとちょっとお得ですね!

生命保険のシミュレーション

基本的に「子供が20歳を迎えて独立するまでの死亡保障があればいい」
という考え方で生命保険をつけると負担が少なくて済みます。

終身保険が人気なわけですが、何が何でも終身保険にするという
必要もなくなってきます。
特に今現在お金がない場合で、生命保険に入りたい場合は。


子供が成人するまで、と考えると
保険料が安い掛け捨て型、保険期間を限定できる
定期保険で済むことになります

生命保険の負担が軽減します。


聴いたことがあると思いますが、保険料は「右肩下がり」が普通です。
だんだんに必要な金額が下がるものですよね。

そして、保障額に合わせて、自動的に死亡保険の保障額が下がるように
設定することもできます。
収入保障保険、逓減定期保険にすると、毎年保険金額、
及び保険料が下がって行きます。

ムダが省けて行きます。

1980年頃、終身保険や養老保険がよく売れていました。
世の中の金利が高かったからです。

さらに、バブル経済期だった平成3~4年頃、
終身保険、養老保険、変額保険は本来の死亡保障はもちろん、
それプラス、5~6%の予定利率の高い金利でした。
貯蓄性が高い保険として、とても人気がありました。

ですが、現在は1.0~1.5%程度の低金利時代。
保険に貯蓄性を求めるのはかなり厳しい時代です。


お金の基礎知識にに「72の法則」があります。

この内容は資金運用や投資で「お金を2倍にする方法」です。
「72」を金利で割った数字が、
今持っているお金を2倍にするまでにかかる年数です。


例えば・・・

金利6%なら「72÷6=12」。

資産が2倍になるまで12年かかるという計算になります。
同様に4%なら、72÷4=18年。
1%なら、72÷1=72年です。

金利が1.5%ですと、資産2倍にするのに50年かかります。
ほぼ不可能と言って良い数字です。


保険の場合は、そこへ保障部分のコスト、保険会社の利益など
経費が引かれます。


つまり、保険で貯蓄することは、現実味がない話と思った方が良いです。
この低金利の平成25年は、貯蓄性が高い商品を選ぶことは厳しいのです。

死亡保障は、基本的に掛け捨て型が良いということになります。

つまり、終身保険で定期保険も検討するに値します。
そして、必要保障額が減少するに連れて毎年の保障額も徐々に減る
収入保障保険や逓減定期保険を選ぶのがベストと言えます。

これが、生命保険(死亡保険)の賢い入り方と言えます。
保険のプロに聞いてみると良いです。